ペット保険|いぬとねこの保険

チワワの保険

チワワは、小さな体と大きな瞳と耳が特長で、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(以下JKC)の2016年飼育頭数ランキングで2位となっている日本国内での人気犬種です。
チワワも他の犬種と同じように怪我や病気になることもあり、今後の医療費を考えペット保険を選ぶ際には、犬種ごとの性格・身体的特徴・かかりやすい病気などを把握しておくことが大切です。

チワワ

性格・身体的特徴・人気の理由・飼い方

チワワは犬種として認められる中で世界一小さな犬として知られています。
より詳しくチワワを知っていただくために、性格・身体的特徴・人気の理由・飼い方まとめました。

基本的性格

チワワの性格は、飼い主に対しては基本的には従順ですが、見た目の愛らしさとはギャップがあり、縄張り意識が強く、気が強いためきちんとしたしつけが必要な犬種です。
飼主以外にはあまりなつかず、排他的な性格のため別犬種や猫などとの多頭飼いにはあまり向かないようです。
一方で、飼い主に従順な性格、気の強さと敏捷性のある犬種なので、番犬への適性があります。

身体的特徴

チワワは愛らしい黒く大きな目と耳が特徴的で、鼻吻はやや詰まり、りんごのように丸みおびたアップルヘッド(ドームヘッド)と呼ばれる頭に、小さいながらも引き締まった体をしています。
毛色についてはレッド・ホワイト・クリーム・ブラック&タン・フォーン&ホワイト・チョコレート&タンなど多種多用で、毛の長さの種類にはスムース(短毛)とロング(長毛)の2タイプがあります。
基本的にはスムースでしたが、他の小型犬(パピヨン・ポメラニアンなど)を交配しロングコートを作り出しました。
理想体重は1.5 kg ~3 kgとされています。

人気の理由・飼い方

チワワが人気の理由は、大きな目と耳は印象的ですが、なにより非常に体が小さいため室内飼いがしやすいことや、キャリーなどで手軽に連れ出せることがあげられます。
しつけをしっかりすれば無駄吠えもせず、独立心が強いので留守番もでき、体の軽さから足音も静かなためマンションなどの集合住宅での飼育することができます。

飼育上の注意は以下のような内容です。
スムースの場合はブラッシングやタオル等で全身を拭いてやる程度で十分ですが、ロングヘアの場合は毛玉ができないようにブラシとコーミングを組み合わせて行いましょう。できれば月に1回程度はトリミングサロンに連れて行ってあげると良いでしょう。
夏にはシャンプーも重要ですが、寒さに弱いため冬場はお勧めしません。
耳のケアも重要で、耳が大きいため外耳炎などのトラブルが起きやすいため、清潔を保ちましょう。

チワワは超小型犬に分類されるため運動量は他の犬と比べ少なくて済みますが、動きは俊敏で活発です。一日30分程度の散歩で十分で、室内でのスペースが十分なのであれば、夏・冬は無理に散歩に行く必要もありません。 また抱っこやソファなどでの落下で骨折することが多いので、十分注意しましょう。

かかりやすい病気・ケガ

チワワはいくつかの先天性・遺伝性疾患があり先天性の泉門開存、発作疾患や膝蓋骨脱臼がその一例です。また、骨折、眼、耳の疾患には注意が必要な犬種です。

  • 泉門開存:通常は骨の成長に合わせて閉じていきます。チワワのようなドーム型の頭の形の犬や短頭種の犬たちはこの泉門(せんもん)が閉じずに開いたままの犬が多く見受けられます。
  • 水頭症:頭の中に水が異常にたまってしまい、脳を圧迫してしまう状態です。脳が圧迫されることにより脳障害が起き、発作などの神経症状がでてしまう病気です。
  • 骨折:椅子やソファからの転落などでの四肢の骨折が多くみられます。
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ):後肢膝関節の脱臼。外傷性と先天性、遺伝性があります。
  • 外耳炎(アカラス他含む):耳ダニの感染、傷などの外耳の炎症です。
  • 角膜炎:目が大きいチワワに多い、黒目を覆う角膜が炎症をおこす病気です。

チワワに必要な補償内容

チワワのかかりやすい病気で高頻度といわれているのは、耳・目の疾患、関節系の疾患や骨折、膝蓋骨脱臼などのケガです。
通院治療が中心となる耳・目以外に関節系のケガは、手術も念頭に置く必要があるため、フルカバープランで日数回数限度、日額限度のないペット保険をおすすめしております。
また、チワワには先天性異常や遺伝性疾患に該当する病気(泉門開存、水頭症など)もあり、これらは、ペット保険では補償対象外となる部分になりますので注意しましょう。

前肢複雑骨折で「入院5日間、通院10日間、手術1回(創外固定術)」が必要になった場合

傷病別の必要な補償内容

目の病気

チワワは目のくぼみが浅く目が出ていているため、目の病気やケガを負いやすいと言われています。
角膜炎、白内障、チェリーアイ、眼球脱出などが傷病名としてあげられます。
特に角膜炎は、アレルギーや細菌感染以外にもほこりや逆さまつ毛など様々な現認で角膜に炎症を起こします。年齢に関係なく起き、通院がメインの診療となり、角膜検査後に抗生剤や消炎剤を用いて治療が一般的で、アレルギーの場合はアレルギー治療を行います。
アレルギーや重度の角膜炎は長期治療が必要となるため、限度日数や限度回数のない通院が補償されるペット保険が良いと言えます。

耳の病気

外耳炎はチワワに限らず小型犬では代表的な病気です。たれ耳の犬種と比べれば、頻度は低いようですが、症状が軽度の場合、2~3週間程度の通院・投薬で完治しますが、再発するケースも多いため、きちんと完治させる必要があります。稀に重度の外耳炎の場合は手術をすることもあります。
外耳炎については、通院のみの限定補償型でも問題ありませんが、再発のリスクを考慮すると、限度日数や限度回数のないペット保険が良いと言えます。

脳疾患

水頭症はチワワのような短頭種に多くみられる遺伝性の脳疾患といわれています。
頭の中の脳脊髄液が異常に増えてしまい脳を圧迫させてしまい、神経障害を起こす病気です。他の犬種に比べてチワワは高確率でこの水頭症を発症します。
チワワのようなドーム型の頭の形の犬・短頭種の犬たちは、頭蓋骨の泉門(せんもん)が閉じずに開いたままの犬が多く、中々穴がふさがらない場合頭に衝撃をうけると後天的な脳障害を起こすこともあります。生後一年過ぎても泉門が閉じない場合は、獣医師への相談をしましょう。
ペット保険では脳疾患については補償対象外になることが多いため、注意が必要です。

骨折

骨折は健康なチワワでも頻発するケガです。特に前肢の骨折が多く、骨折した場合は、入院・手術を行います。プレート固定をするケースなどでは再手術もあります。
他の小型犬と比べさらに小さいチワワは骨が細いため骨折頻度が高く、重症の骨折(複雑骨折)するケースもあります。また手術も患部が小さいため、手術が困難なこともあるようです。
術後経過を確認するための通院もあり、診療全体をカバーするのであればフルカバータイプ、高額な手術だけでよい場合は補償限定型のペット保険でもよいでしょう。

ペット保険の選び方のポイント

ペット保険の選び方のポイント

目や耳の通院や骨折での手術など高額治療など健康トラブルが起きやすいチワワですが、ペット保険選びにおいては、飼い主さんのライフスタイルや経済力にあったものを選ぶことが大切です。

すべての補償を重視

角膜炎、外耳炎、骨折などのなりやすいケガ・病気の備えは勿論、それ以外の病気などにも備える場合は、通院・入院・手術に大きな補償で対応するプラチナプランがおすすめです。

通院などの少額補償を重視

頻度の低い高額診療は貯金などで備え、頻発する角膜炎や外耳炎の備えとして通院補償のみの保険でもよいと言えます。
その場合はゴールドプランがおすすめです。

手術などの高額補償を重視

健康でも高額診療費が発生する骨折の手術や万が一の大きな病気での手術に備える場合は、手術特化型のパールプランがおすすめです。

年齢ごとの病気・ケガの注意点まとめ

子犬(0-1歳)

目・耳のトラブルと骨折は年齢に限らず注意が必要ですが、寄生虫症について、子犬の場合は注意が必要となります。
目・耳は常に清潔にすることを心がけ、骨折は高所へ乗せるなどは控えることで未然に防ぐことも可能です。寄生虫症について、親犬から引き継いでしまっていることもありますので、寄生虫駆除剤での治療を行い根治させましょう。
水頭症などの先天性疾患が出てしまった場合は、獣医師によく相談し、症状をコントロールすることを心がけましょう。

成犬(1歳- 6歳)

子犬時代に引き続き、目・耳のケアは必須です。散歩に出る際には、夏は照り返しによる熱中症に注意しましょう。また寒さに弱い犬種なので、冬の間は散歩を短く切り上げたり、室内での運動のみにしましょう。ロングコートの場合、夏に蒸れることで皮膚炎を起こることもありますので、日頃からのブラッシングやお風呂にいれるなどのケアをしていきましょう。

老犬(7歳以降)

他犬種同様に、関節系の疾患や目の疾患が出やすくなります。元々骨が細く骨折しやすい犬種ですが、加齢とともにさらに骨折や関節炎などを起こしやすくなりますので、長時間の散歩の制限や、子犬期と同じように高所をさけるなどの注意が必要です。また元々目のトラブルの多い犬種ですが、白内障については加齢が原因で発症しますので、物にぶつかる・散歩中に急に立ち止まってしまうなどの症状がでたら、すぐにかかりつけ動物病院に相談しましょう。