ペット保険|いぬとねこの保険

アメリカン・ショートヘアーの保険

アメリカン・ショートヘアーは大きな瞳と表情豊さ、フレンドリーな性格から、現在日本では広くペットとして愛されているポピュラーな純血猫種です。
アメリカン・ショートヘアーも他の猫種と同じように怪我や病気になることもあり、今後の医療費を考えペット保険を選ぶ際には、猫種ごとの性格・身体的特徴・かかりやすい病気などを把握しておくことが大切です。

アメリカン・ショートヘアー

性格・身体的特徴・人気の理由・飼い方

アメリカンショートヘアーは日本で最もポピュラーな純血猫種で、もともとは、ネズミやヘビなどを駆除するためにアメリカで飼育されていた猫種です。より詳しくアメリカンショートヘアーを知っていただくために、性格・身体的特徴・人気の理由・飼い方まとめました。

基本的性格

前述のとおり、元々ネズミや蛇などを捕るために飼育されていましたが、愛らしい仕草や、人間に対しても優しい性格だったため、子供の遊び相手になることもでき、害獣駆除の役割から人間を癒すペットとして広く飼育されていくようになりました。
基本的な性格は、心優しく、フレンドリーですが、ネズミ・蛇狩りを仕事としていたため、好奇心は非常に旺盛で、運動好きな活発な猫種です。

身体的特徴

体格はがっしりとしていて、他の猫種とくらべると胴はやや短く手足は太く筋肉質なのは、狩りをしていた為です。
目安となる平均的な体重は雄(オス)で4kg~7kg、雌(メス)で3kg~6kgです。
また、顔にある黒いアイラインに縁取りされた大きな瞳がアメリカン・ショートヘアーの一番の特徴です。

被毛の色は、シルバー・クラシック・タビーと呼ばれる銀と黒のものが日本では有名です。 あまり知られていませんが、公認されている毛色は数十種類に及び、そのうちの数種類のみしか日本では見かけることはありません。

人気の理由・飼い方

アメリカンショートヘアーは1980年代に日本に紹介され、すでに日本には長毛の純血種はペルシャなどがいましたが、短毛で目が大きく、特徴的なシルバータビーが珍しくフレンドリーで飼育がしやすいため、人気になりました。
アメリカン・ショートヘアーの飼い方の注意点としては、雄雌ともに一般的に太りやすい傾向にあり、他の猫と同じように避妊・去勢後はホルモンバランスの変化と運動量の低下から顕著に太りやすくなります。
日頃から運動する習慣を付けたり、毎日遊ぶ時間を設け、運動不足にならないようにしましょう。
また、運動と併せて食事管理に関してもカロリーのコントロールをする必要があります。
特に避妊・去勢した猫は肥満になりやすいため、食事管理には注意が必要です。

欲しがるままにご飯をあげてしまうと、大きく太ってしまいます。
太っても可愛らしい外見のため、太めの猫を好きな方もいますが、先々の健康を考えると、猫にとっても、飼い主の方にとってもおすすめできません。

かかりやすい病気・ケガ

アメリカン・ショートヘアーは、基本的に体が強く健康で長生きをする猫種です。ただし、太りやすい体質のため、肥満が原因の糖尿病や体重増加による関節疾患にかかりやすい猫種といわれています。
特に糖尿病は、一度罹患してしまうと、完治はしない病気ですので、体重管理には注意が必要です。

  • 脂漏性皮膚炎:皮膚に強いかゆみやベタつき、フケ、体臭などの症状が現れる皮膚疾患です。
  • 尿路結石症(ストラバイト結晶症):尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石や結晶ができ、尿道につまってしまう疾患です。
  • 関節炎:軟骨のすり減りにより、関節に負担がかかり炎症を起こすのが関節炎です。
  • 糖尿病:猫では中年期以降にかかりやすく、様々な症状・障害を引き起こす慢性疾患です。アメリカン・ショートヘアーは猫の中で糖尿病の好発種として挙げられます。水をたくさんのむ、オシッコの量が多い、食欲は旺盛なのに体重が増えないなどの変化があったら要注意です。
  • 肥大型心筋症:心臓の筋肉がどんどん厚くなってしまう心臓病が肥大型心筋症です。
  • 多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)(PKD):遺伝性の疾患でアメリカン・ショートヘアーも好発品種といわれています。
    腎臓に3個以上の嚢胞(多発性嚢胞腎)が腎臓を圧迫する事により細胞・組織が壊死・減少してしまうことで最終的に腎不全を起こす恐ろしい疾患です。

アメリカン·ショートヘアーに必要な補償内容

アメリカンショートヘアーは、基本的に健康な猫種ですが、一般的に猫がかかりやすい尿路結石や加齢による心臓病へは注意が必要です。
稀に先天性異常や遺伝性疾患に該当する病気(多発性嚢胞腎)もあり、先天性異常や遺伝性疾患は、ペット保険では補償対象外となる可能性になりますので注意しましょう。

尿路結石症で「入院4日間、通院5日間、手術1回」が必要になった場合

傷病別の必要な補償内容

皮膚の病気

アメリカンショートヘアーのかかりやすい病の一つは、脂漏性皮膚炎などの皮膚炎です。撫でると、被毛が脂っぽくなってベタついたり、反対にかさつきやフケがでることもあり、ブラッシングをこまめにしていると早期に発見できます。一般的に動物病院では被毛や皮膚のケアと同時に治療が行われます。
かゆみが強くただれなど皮膚炎症の強い猫には抗炎症剤が出され、アレルギーが認められたら原因物質の除去を行います。真菌や細菌の疑いがあるなら抗真菌剤や抗生物質による治療がなされます。
皮膚炎の治療は、通院治療が中心となり、よほど重篤な状態でない場合を除き入院は不要です。手術も念頭に置く必要もないため、通院を中心とした保険選びになります。

尿路結石症

尿路結石症は尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかにマグネシウムやリン、カルシウムなどの結石や結晶ができ、尿道につまってしまう疾患で、猫種を問わず多く見られる疾患で、アメリカン・ショートヘアにも多く見られます。

発症すると、排尿の回数が増える、排尿を我慢できずいつもと違うところで排尿をする、腹部を触ると痛がる、血尿が出る、排尿の姿勢をとるが排尿ができないなどの症状が出ます。

軽度の場合は食事療法と通院での尿検査での経過観察となりますが、改善がなければ入院・手術が必要となりますので、尿路結石症への備えとしては、通院・入院・手術のフルカバータイプがおすすめです。

心臓疾患

アメリカンショートヘアーは先天的な心疾患をもっている猫種ではありませんが、肥満・加齢によって肥大型心筋症などの心疾患になるケースが多いです。
肥満・加齢では糖尿病や関節炎などの原因にもなりますが、最も大きな病気が心臓疾患です。
肥大型心筋症は、無症状のことが多く、定期検診などをしていないと気づく事が難しい病気です。一度罹患してしまうと、完治は難しく、長期間の通院、ケースによっては入院・手術も必要になりますので、限度日数や限度回数のないペット保険が良いと言えます。

ペット保険の選び方のポイント

ペット保険の選び方のポイント

肥満にならないような体重管理ができれば、基本的には健康なアメリカンショートヘアーですが、ペット保険選びにおいては、飼い主さんのライフスタイルや経済力にあったものを選ぶことが大切です。

すべての補償を重視

皮膚炎や尿石症や万が一の心臓疾患などの重篤な病気の備える場合は、通院・入院・手術に大きな補償で対応するプラチナプランがおすすめです。

通院などの少額補償を重視

頻度の低い高額診療は愛猫のための貯金などで備え、比較的罹患しやすい皮膚炎や尿路結石症の備えとして通院補償のみの保険でもよいと言えます。
その場合はゴールドプランがおすすめです。

手術などの高額補償を重視

低額な通院費用への補償は不要とお考えで、健康でも高額診療費が発生する異物誤飲の手術や万が一の大きな病気での手術に備えたい場合は、手術特化型のパールプランがおすすめです。

年齢ごとの病気・ケガの注意点まとめ

子猫(0-1歳)

幼年期のアメリカン・ショートヘアーは、非常に好奇心旺盛です。体の強い猫種で病気・ケガはあまりありませんが、子猫の時は特に、身近なものを異物誤飲・誤食してしまうことがあり、注意が必要です。
誤飲・誤食以外では、稀に遺伝性疾患の多発性嚢胞腎が発症します。
発症するのは、幼年期~2才にかけてと言われており、ワクチンなどの際には合わせて定期検診などで確認しておくと早期発見・早期治療につながります。

成猫(1歳- 6歳)

成猫期の健康管理で気をつけなくてはならないのは、食事・体重管理です。
特に太りやすくなる避妊手術・去勢手術後からです。
体重の管理を怠り肥満になると、様々な疾患にかかり、その後の寿命にも関わります。
糖尿病・心臓病にかかりやすくなりそこから様々な病気を引き起こしますので、無駄に甘やかさず、きちんとした食事・体重管理をしましょう。

老猫(7歳以降)

アメリカン・ショートヘアーは、老年期にかかると、他の猫種同様に心臓疾患・関節炎になるリスクが高くなります。
他の猫種と比べても肥満傾向のあるアメリカン・ショートヘアーは、太らせてしまうと心臓病・関節炎の罹患する可能性が高まりますので、日頃からの予防が必要になります。